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51号 作家紹介・香月みき

作家紹介・香月みき

◆香月みき五十句「しんとした青」より

永遠てなんだと思う空の色
へその緒がからまったまま生きている
割れることできないでいるしゃぼん玉
大切なことばにかけておくリボン
しんとした青です そろそろはじめます

◆香月みき五十句「しんとした青」を読む 「恐縮の羽」 小林康浩

  永遠てなんだと思う空の色
「しんとした青」五十句の、いわゆる発句である。空は不気味に蒼く、この世に生を受けたことへの戸惑いを深めゆくばかり。ふと永遠てなんだ? と問えば、それは一瞬であると「私」の心が答える。(中略)
  しんとした青です そろそろはじめます
「恐縮」にこそみき川柳の存在意義がある、と冒頭あたりで書いた。五十句すべて恐縮していると言ってもいい。でもこの句にはそこから飛び立とうとする"落第などしていない羽”を繕うみきさんの姿がある。(後略)

◆香月みきさんインタビュー
 ●川柳をはじめられたきっかけは何でしょう。
 亡くなった義兄が川柳塔の橘高薫風先生のもとで川柳をしていて、ゼミなども持って活動していました。(中略)義兄から橘高先生と一緒に参加した川柳の会で出会った女流川柳作家の話を聞いた瞬間、何かのスイッチが入りました。点火した、という幹事です。それが時実新子です。(後略)

*毎回、会員誌友の中から「この人に会いたい」という人にフォーカスしてご紹介する作家紹介。今回は第3回「現代川柳」作家賞大賞受賞の香月みきさん。自選50句、作品鑑賞、インタビューにより、たっぷりページを割いて川柳作家の素顔をご紹介いたします。
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51号目次

現代川柳51号(2016年9月)目次

◆前号秀句十選
安井茂樹・中川千都子・一橋悠実・夕凪子・渡辺美輪

◆川柳作品
・群像 (会員自選作品)
・群舞 (会員・誌友投句作品、小林康浩選)
・誌上句会「湖」 小川敦子選
・人間の目社会の目 近藤良樹選

◆作家紹介・香月みき
・香月みき五十句「しんとした青」
・香月みき五十句を読む  小林康浩
・香月みきさんインタビュー

・誌上互選句会 第41回「午後」結果発表
・「午後」に寄せられたコメント
 ・第42回「錆」投句一覧

・初心者講座「祭」 渡辺美輪選


◆連載エッセイ
・噺のはなし(3)「はてなの茶碗」さとう裕
・古川柳かづみ読み(26)「にぎにぎを先に覚える…」徳道かづみ
・ときめき地図(26)「金色の鶴」中川千都子
・小児科の窓から(15)「しゃんしゃん祭り」平尾正人
・こん・紺・コラム(12)「光」 久保田 紺
・月の子の風景(21)「陽の子と火の子(2)」茉莉亜まり

◆会員リレーエッセイ
・一期白書~出会い・出合い・出逢い~
 大月恵子・沢井 啓・まきのあん

・川柳の風景
 佐渡真紀子・香月みき

◆川柳人物辞典(21)河野春三

◆わたしの選んだ前号この一句
小西松甫・米澤久男

◆50号を読んで 木割大雄

◆往復メール 永遠屋だより

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