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59号注目記事

39号注目記事

◆作家紹介:野上藪蔵

還暦の橋と私が揺れている
まとまらぬ痛みを森に連れていく
逆縁の穴に断層露わなり
次の世へと昭和の瓦また落ちる
いくつもの音を拭くんで鐘がなる

*熊本在住の野上藪蔵さん。医師としてご多忙な毎日の中で生まれる川柳への想いやプライベート、熊本の地震についてなど、本誌にだけ語ってくださいました。
作品50句、中川浩さんによる「50句を読む」、インタビュー。藪蔵ワールドをお楽しみ下さい。


59号目次

59号目次

◆前号秀句十選
野上藪蔵・金子喜代・石田一郎・前田邦子・茉莉亜まり

◆川柳作品
・群像(会員自選作品)
・群舞(会員・誌友投句作品、小林康浩選)
・誌上句会「酔う」中川千都子選
・人間の目社会の目 佐伯善照選(朝日新聞元記者)

・誌上互選句会「吠える」結果発表
 ・「吠える」に寄せられたコメント
 ・第50回「吠える」投句一覧
・初心者講座「的」 渡辺美輪選

◆作家紹介・野上藪蔵
・野上藪蔵50句「断層」
・野上藪蔵50句を読む  中川 浩
・野上藪蔵さんインタビュー

◆時実新子展を担当して  姫路文学館 竹廣裕子

◆エッセイ・読み物
・噺のはなし(11)「池田の猪買い」さとう裕
・古川柳かづみ読み(34)「見ましたは細面だと…」徳道かづみ
・小児科の窓から(23)「チームワーク」平尾正人
・ときめき地図(34)「白いブーツ」中川千都子
・月の子の風景(29)「陽の子と火の子(8)」茉莉亜まり
・由佳’s eye(5) 小原由佳
・前号この一句  石川街子・米澤久男
・一期白書~出逢い・出会い・出合い~ 近藤浩之・新井恵子
・川柳の風景  井上青柿・岡部房子

◆川柳人物辞典(29)「近江砂人」

◆58号を読んで  木割大雄

◆往復メール 永遠屋だより

58号作家紹介・近藤ゆかり

作家紹介・近藤ゆかり

◆近藤ゆかり50句「猫じゃらし」より

美少年ばかりが増えて退屈な
面倒な話はよそう花の下
首かける なんぼのもんじゃ猫じゃらし
人間は立ち入り禁止 風の道
神様に呼ばれたはずが行き止まり

◆近藤ゆかり50句を読む「振りかえす」佐渡真紀子 より

  俯いていても水面の花火かな
花火を見上げることができないなんて、かなり深刻だと思います。けれど、土手にしゃがみこんで、頭を上げることができないほどのダメージを受けている状況だとしても、花火は水面に美しく映り、ゆかりさんの心にも小さな光となって届いたのではないでしょうか。(後略)

◆近藤ゆかりさんインタビュー
●あなたにとって今までの、そしてこれからの川柳とはどんなものでしょうか。
 若い頃、私にとっての川柳を問われたときに「生きている呼吸であり、証でありたい」と答えています。幸か不幸かそのスタンスは今も代わらないようです。あまりにも等身大過ぎて、他の方々には面白味のないものかと思うのですが、それと性格なのでしょうか、色々な方の句の切れ味、言葉の斡旋に舌を巻くことが多いのですが、自分もそうなりたいという欲がないのです。(後略)

*毎回、会員誌友の中から「この人に会いたい」という人にフォーカスしてご紹介する作家紹介。自選50句、作品鑑賞、インタビューにより、たっぷりページを割いて川柳作家の素顔をご紹介いたします。

58号目次

58号目次

◆前号秀句十選
野上藪蔵・金子喜代・石田一郎・前田邦子・茉莉亜まり

◆川柳作品
・群像(会員自選作品)
・群舞(会員・誌友投句作品、小林康浩選)
・誌上句会「ピンチ」中川千都子選
・人間の目社会の目 佐伯善照選(朝日新聞元記者)

・誌上互選句会「平ら」結果発表
 ・「平ら」に寄せられたコメント
 ・第49回「吠える」投句一覧
・初心者講座「包む」 渡辺美輪選

◆作家紹介・近藤ゆかり
・近藤ゆかり50句「猫じゃらし」
・近藤ゆかり50句を読む  佐渡真紀子
・近藤ゆかりさんインタビュー

◆特別対談(3)「野球編」  米澤久男(川柳作家)×木割大雄(俳人)

◆川柳甲子園 結果発表

◆エッセイ・読み物
・噺のはなし(10)「船弁慶」さとう裕
・古川柳かづみ読み(33)「おやじよりまず見限るは…」徳道かづみ
・小児科の窓から(22)「消えたりできたり」平尾正人
・ときめき地図(33)「ヘイヘイブギ」中川千都子
・月の子の風景(28)「番外編・後編」茉莉亜まり
・由佳’s eye(4) 小原由佳
・前号この一句  石川街子・米澤久男
・一期白書~出逢い・出会い・出合い~ 近藤浩之・新井恵子
・川柳の風景  城水めぐみ・宮本草子

◆新子展を訪ねて   小林康浩・杉浦まりこ

◆書評・岡部房子『冬来たりなば』を読む  前田邦子

◆川柳人物辞典(28)「木村半文銭」

◆57号を読んで  木割大雄

◆往復メール 永遠屋だより

57号作家紹介・小林康浩

作家紹介・小林康浩

◆小林康浩50句「無口になった丘」より

それはさぞ重荷でしょうと奪われる
流れゆく雛一対は抱擁する
ジャガイモを転がしている哲学者
投身のトマトよ本気だったのか
あの丘もこの丘も無口になった

◆「小林康浩50句を読む」杉山昌善 より

  あの丘もこの丘も無口になった
私流の「怒り」の句の鑑賞の仕方を、ご参考までに。それは、康浩さんの十七音字の後に「そして私は怒っている」か「だから私は怒っている」という言葉をつけてみるのである。すると、強い怒りが隠されているのが分かってくる。(後略)

◆小林康浩さんインタビューより

●文芸川柳が未だ異端視されている原因は何故だと思いますか。またどうしたら本流になる時期を早められるのでしょう。
 異端視されているというより、存在自体認知されていないのでしょう。川柳は現在、企業や賞品PRの手段に使われることが多いです。公募川柳の多くは、駄洒落やおふざけみたいなものでもOKで、それに何十万円って賞金が出るのですから敵わないですね。文芸川柳が本流になる早道は、かつで誰かが欠いておられたと記憶しますが、第二、第三の時実新子、そして『有夫恋』が出現することでしょう。メディア的な注目に耐え得る、個性と力量を持った人の出現です。更に大事なのは、特定の「超人」だけに頼るのではなく、各々がその高みを目指し、佳句を詠み続けることです。川柳を文芸として底上げするには多数の力が必要です。(後略)

*毎回、会員誌友の中から「この人に会いたい」という人にフォーカスしてご紹介する作家紹介。自選50句、作品鑑賞、インタビューにより、たっぷりページを割いて川柳作家の素顔をご紹介いたします。

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